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FF14 コスパ最強PC「G5420/GTX1650」やっぱりダメ


FF14をプレイするとき、推奨環境で快適に動作して当たり前ですが、では、推奨以下のスペックで満足に遊ぶことができるかを検証したいと思います。

パーツの選抜は、低予算でFF14のグラフィック設定「高品質」環境でも快適に動くかな? どうかな? っと思いながら選んだパーツです。

先に、自作PCのメインとなるCPUとグラフィックボードを簡単に紹介したいと思います。

CPUは、i5でなくてi3でもなくてPentiumゴールドです。第8世代G5400の後継機、第9世代G5420を使用します。

グラフィックボードは、補助電源不要であるGTX1050の後継機、GTX1650OCを使用します。

満足という基準は、FHD(1920×1080)で60FPS(フレームレート)を維持できるかを検証したいと思います。対象は、ベンチマークと「8人/24人」のコンテンツで行います。

FPSは何かというと、1秒間に表示される紙芝居の数です。値が大きければヌルヌル動きます。FF14に限っては60FPSを維持できれば問題なく、他のバンバンするようなゲームはFPS144(240)張り付きが理想。それと、ディスプレイが144Hz/240Hzに対応している必要があります。

はじめに、公式で発表されている動作環境と検証スペックの確認をします。

 

動作環境と推奨環境表

必要動作環境 推奨動作環境
OS Windows 8.1 64bit , Windows 10 64 bit
CPU Intel CORE™i5 2.4GHz 以上 Intel CORE™i7 3GHz 以上
メモリ 4GB以上 8GB以上
グラフィック
NVIDIA Geforce GTX750 以上 NVIDIA Geforce GTX970 以上
AMD Radeon™ R7 260X 以上 AMD Radeon™ R7 480X 以上
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検証スペック構成

詳細 補足
ディスプレイ 24インチ 流用
OS Windows10 64bit 流用
CPU Intel Pentium Gold G5420
3.8 GHz 2コア4スレッド
新品 7410円
マザーボード ASUS Intel H310 LGA 1151
PRIME H310M-A R2.0
DDR4 2666MHz
新品 6893円
メモリ DDR4 2666 PC4-21300
8GB / 288pin
KLEVV
新品 3930円
グラフィック NVIDIA GeForce GTX 1650
E4GB / OC / DF
玄人志向
アウトレット
中古品 12259円
記憶装置 SanDisk SSD 240GB 検証用に、
その辺にあったもの
電源 オウルテック 750w 検証用に、
その辺にあったもの
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漆黒ベンチマーク

ベンチマークの設定を「標準」「高品質」「最高品質」で、それぞれ測定したいと思います。解像度は、フルスクリーンモード/1920×1080での計測です。

解像度参考
・FHD(1920×1080)/1080P
・WQHD(2560×1440)
・UHD(3840×2160/4096×2160)

 

計測目安値

1000未満:動作困難
1000-1499:設定変更が必要
1500-1999:設定変更が必要
2000-2499:普通
2500-3499:やや快適
3500-4999:快適
5000-6999:とても快適
7000以上:非常に快適

 

標準品質「デスクトップPC」

 

高品質「デスクトップPC」

 

最高品質「デスクトップPC」

シングルメモリとデュアルメモリで、それぞれ計測。大きく差がでることはなく、今回のパーツ構成測定の結果は誤差です。

シングルメモリ8G

追記:デュアルメモリ8G+8G=16G

 

ゲームプレイで問題があるかの検証

ベンチマークは目安にしかなりません。ベンチマークで「非常に快適」のスコアが出たとしても快適に遊べるとは限りません。実際にコンテンツをプレイをしてみて、大雑把ではありますがFPSを検証したいと思います。

・8人の検証場所は「希望の園エデン:覚醒編3層」で行います。
・24人の検証場所は「複製サレタ工場廃墟」で行います。

 

検証詳細設定

・24インチディスプレイ/仮想フルスクリーンモード(1920×1080)
・表示制限「標準」
・キャラクターネーム「OFF」
・バトルエフェクト「自分すべて表示・PT/他人簡易表示」
・グラフィック設定プリセット「標準品質 / 高品質 / 最高品質」
・オーバークロックしません「すべて定格」

 

8人コンテンツ

・検証場所は「希望の園エデン:覚醒編3層」
※バトルエフェクト「自分すべて表示・PT/他人簡易表示」

G5420/GTX1650OC

 

24人コンテンツ

・検証場所は「複製サレタ工場廃墟」

1ボス:標準品質
3ボス:高品質
4ボス:最高品質

数年ぶりに「バトルエフェクト」をすべてONにしたら、何も見えない目が痛いw

 

※バトルエフェクト「自分すべて表示・PT/他人簡易表示」

G5420/GTX1650OC

 

検証まとめ と パーツの語り

FF14だけを見た検証でしたが、高品質以上の設定では60FPSを下回り綺麗な画質を楽しみながらのプレイは難しい。やはりド安定を求めるなら、iシリーズと補助電源が必要なグラボでないと難しいようです。

ある程度余裕を持たせ最高品質を楽しむためには、ベンチマークで最低12000以上のスコアが必要と推定される。

検証PCでのメインコンテンツ8人/24人(標準品質/1080P)なら、遅延などもなく快適に動作します。

高品質ノートPC(バトルエフェクト:自分すべて表示・PT/他簡易表示)の場合、高負荷時に一瞬60FPS以下になるが一応使える。ぶっちゃけ無理w

ゴールデンタイムの主要都市のFPSは45-60は出ていました。モブハンは30FPS程まで落ち込みますが、カクカクするものの動作の問題はなくアクションを発動させることができます。

PvP「72人:オンサル・ハカイル」のFPSは40-60で、人が密集するところでFPSが下がりますが許容範囲内かな。PvP「48人:ヒドゥンゴージ」のFPSは60で、中央の燃料合戦時でもFPSを維持することができました。
※他PT簡易表示/表示制限:標準

イライラとなるエリア移動のロード時間はSSDを搭載しているので、およそ5秒でロードが終わり快適です。テレポのタイミングにもよりますがモブハンでは後れを取ることなく、ほぼ先頭組に入れるくらい早いです。

低予算でコスパを求めた結果、こんな感じで「高品質/最高品質」は残念な結果になりましたが、iシリーズのCPUを使用していなくて、補助電源の要らないグラフィックボードで消費電力を抑えているので、なかなかの家計に優しいコスパ最強PCと思います。(もしかしたら「OC」ではなく「GTX1650Super」を選んでいたら良い結果だったかもしれません)

安物買いの銭失いと言われれば、それまでですがw

しばらくは不具合など起きないか、この低スペPCで経過を見たいと思います。もし、気になることや致命的な不具合が発生した場合、追記します。

 

オススメできる?

オススメできるかと聞かれたら、オススメはできないですね。素直にある程度の高スペックPCで画質が綺麗な環境でプレイしたほうが何倍も楽しいはず。標準品質で制限のある使い方でよければオススメできます。

 

私はこんな感じで使用しています

ギミックを処理する上で画面の大きさはメリットですが、カスタムで解像度を調整して使用することで画質の品質を上げFPSを下げることなく楽しむことができます。

ウィンドウモードの解像度はカスタム1400×780(お好み)を使用しています。これで、左右と下にスペースができます。ちょっと欠けるけど、画面下に生放送や動画を流しつつFF14をプレイすることができる、イイでしょ? 左右のスペースは、ギミックのメモを配置する! イイでしょ? マルチディスプレイとか導入すればとか言うのは無しよw

急遽大画面でプレイしたい場合「最大化」で対応、HUDレイアウトがズレるのが難点。

メモ
FF14
メモ
生放送/動画
スクロールできます

 

マザーボードについて

マザーボードとは、土台です。土台に様々なパーツを装着します。

個人的意見ですが、大手メーカーを選んでおけば間違いないです。

「ASUS」「ASRock」「MSI」の3本ですね。信者ですので、ASUS一択です!

 

CPUについて

CPUとは、仕事をしてくれる人です。クロックとは「3.8GHz」の値のことで、この値が高いほど処理のスピードが上がります。

2コアとは、同時に2つの処理をすることができます。

2コア/4スレッドとは、同時に4つの処理をすることができます。

6コア/6スレッドとは、同時に6つの処理をすることができます。

G5420の性能は「3.8GHz/2コア/4スレッド」となっており、クロックが高いものとなっています。

今回は価格の安いほうのG5420を選択しましたが、2000円くらい足せばi3-9100Fを購入することができます。

i3-9100Fの性能は「3.6GHz/ターボ時4.20GHz/4コア/4スレッド」です。G5420と比べると、物理4コアには勝てず性能差は1.5倍くらいあります。

迷った結果、G5420を選択。G5420が、どの程度がんばってくれるか興味もありました。

 

グラフィックボードについて

当時は「GTX750Ti」の補助電源不要でコスパも良く有名なボードでしたが時代は変わり「GTX950」から「GTX1050Ti」そして「GTX1650」に移り変わりまた。

実際なところ「GTX1650」では、G5420をフルに使うことができません。フルに使いきるなら補助電源が必要な「GTX1060」で、これ以上になると逆にCPUがボトルネックになります。

おそらく「GTX1060」は新品購入できないと思われる。

これから購入を検討するなら「CPU:G5420」に対して「GTX1650OC/Super」か「GTX1660Ti/Super」の4択と思います。

だが「GTX1660Ti/Super」を選ぶとなると相応のCPUも欲しくなる・・・

「GTX1660Ti/Super」を選ぶなら、CPUはCore i5 9400F(2.9GHz/ターボ時4.1GHz/6コア/6スレッド)がコスパ妥当かな、ここまでのパーツ(i5 9400F/GTX1660Ti/Super)を揃えるとミドル級のゲーミングPCですね。

性能順は、
他RTXシリーズ > RTX2060 > GTX1660Ti > GTX1660Super > GTX1060 ≧ GTX1650Super > RTX570 > GTX1650OC > GTX1050Ti
です。

グラボの名前の後ろに「Ti」とか、最近では「Super」の名前が付くようになりました。この性能の位置づけは、同じ型番で「Ti」の方が性能が高く、次に「Super」です。
OCを除き一例としては、Ti > Super > 無印 です。

 

アウトレット「GTX1650OC」の中古品について

「Amazonアウトレット」を利用するのは初めてです。

不安がありつつも、コンディションは「中古 – 非常に良い:外装に多少の損傷があります」と表記されており、価格も破格であり飛びつき購入しました。

結果14,422円なところ、12,259円で購入することができ大満足ですw

ともあれ商品の箱には多少の傷と破れがあり、一度開けた形跡が見て取れます。本体の静電気保護袋のテープが剥がされた形跡や開封された形跡はありませんでした。動作確認をしましたが、ファンの異音や不具合はなく正常に動作しました(一部ファンの音がウルサイと言うレビューもあったが、そんなことなく静かでした)。

「Amazonアウトレット」のメリットは、通常の価格よりも破格の安さになることです。何よりもグラフィックボードは精密機器ですので、他の中古と違い極めて使用頻度がほぼ皆無であることです。使用頻度が長くなれば劣化します。

デメリットもあります。中古と表記されているものは基本、メーカー保証を受けることができません。不良品などは、到着後30日以内であればAmazonへ返品できます。

アウトレットを狙い安く仕上げるのもコスパに繋がる秘訣です。必ずしも良品にあたるとは限らないので、神経質な方は避けた方が無難です。

少し擦った跡があるけど、問題なし

一度開封した感じですね? あの場所って開けるときに、箱がひん曲がって破けたりするよね? 箱より中身が大切だから、全然問題が無い。

静電気保護袋のテープが剥がされた形跡はない、オリジナルのテープなのか分からない。

箱を破って開けてしまう人なら、保護袋やテープに諮問が残っていたりしそうだけど、指紋や汚れは無かった。

購入した人が箱を一度開けたけど、踏みとどまり返品したのかな? 不明である。

本体の品質は、傷もなく新品同様の美品でした。

他の備品も、しっかりと付属されていて完品です。

 

メモリについて

メモリとは、作業スペースです。作業スペースに収められた荷物は、効率的にCPUで処理することができます。収まらない場合は「ボトルネック」となり、カクツキ処理落ちなどの原因になります。

メモリはCPUとマザーボードが対応していれば、フル(2666MHz)に発揮することができます。今回はマザーボードが対応していますが、CPUが2400MHzまでとなり対応していません。この場合、低いMHzに自動調整されます。

確かIntelは、第8世代6コアから2666MHzだったような気がします。

仮に(CPU/マザボ/メモリ)対応していれば転送速度が速くなり、結果「FPS(フレームレート)」を引き上げる効果があります。

MHz例:遅い 2400 < 2666 < 3200 速い

次にメモリの容量ですが、今回は8GBを1枚にしました。購入時の注意点は、マザーボードのグレードによってはスロットが2スロットしかなく拡張性に乏しくなります。

4GBを2枚ではなく、8GBを1枚 または 8GBを2枚を検討する。普通の使い方であれば、16GBあれば事足りつと思います。複数のゲームやアプリを起動するのであれば、32GBが理想。

2枚同じ容量のメモリを装着することで「デュアルチャンネル」になり、効率的に処理できるようになる。個人的(FF14)には体感できないレベルだなw

 

SSD/M.2について

今回は、余っていた240GBのSSDを使用しました。FF14だけで50GB弱あり、他のゲームやアプリをインストールすることを考えた場合、500GB以上のSSD/M.2を検討すると余裕ができるのでイイね。

 

電源について

電源とは、各パーツに電力を供給する。

「検証スペック」の構成であれば、300wもあれば足りると思います。ギリギリの電力よりも余裕を持たせることで熱が発生しにくく、拡張したときに電力が足りないことがなくなります。

「大は小を兼ねる」という言葉もあり、最低500w、600wは欲しい。この辺も難しいところで、電源を良いものにするよりも他のパーツに投資した方が良い場合もある。

個人的には「オウルテック」「玄人志向」「Corsair」のメーカーがオススメです。

 

今回購入したパーツ

CPU/マザーボード/メモリ/グラフィックボードをAmazonで購入しました。

 

最後に

他の重いゲームをプレイするには力不足です。低設定にすることで遊ぶことができるかなと思いますが、不満を感じたままストレスをためるよりもゲームに見合った推奨以上のパソコンを検討したほうが幸せになると思います。

先立つものがね・・・

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